2012年8月12日(日)午前7時過ぎに、尾崎団長が急逝されました。
ホームページ担当者個人として、このページを尾崎団長に捧げます。
 
この「北海道編」は、2009年8月にバイク好きの尾崎団長が、バイク好きに送ったツーリングレポートです。
文章の内容が、とてもイキイキとしています。
この時にも「New Five Linesのホームページに掲載しませんか?」と勧めたのですが「バンドと関係あれへんしな〜」「バイク好きの人が読んでくれたら、それでええねん」と言っていた団長。
もっと早くに、ホームページへ掲載していればと・・・悔いるばかりです。

7日2:33フェリー内バイク固定 7日12:49テント設営 8日12:24バイク転倒場所 8日14:30ステッププレート割れる 9日9:12摩周湖第3展望台 11日17:05ステッププレート針金にて固定

皆さん こんにちは(^○^) 最初に言っておきましょう 今回のツーレポは過酷な事になりました・・・・・
 
8/5(水)バンド練習後23時 町が静まり返った頃 一人バイクを出そうとするが嫁にうるさいから通りまでバイクを押すと言われる。
 
荷物満載 さあ!これから耐久走行のスタートだ。自分に気合を入れ青森フェリーターミナルを目指す!!”
 
バイクに軽自動車のETCを取り付け名神吹田をクリア!
 
日付けの変わる0時頃竜王通過 その後もノンストップで北陸道 だが、前回の九州を教訓に250kmごとに給油する。


 
8/6 
2:15尼御膳SA(260km) 5:20米山SA(248km) う~~ねむい((+_+)) 6:30栄PAにて1時間仮眠
 
この時 皮ズボンの左膝がオイルまみれになっている事に気づく! こんな事で大丈夫なのか??
 
8:00やってしまった!!新潟JCTで日本海東北道とあったので直進してしまう。この高速道は秋田までで、青森には行かない!
 
新潟空港ICで降りUターンもう一度新潟中央より磐越道へ・・(ここまで1500円 また1000円を払う事に)
 
9:00上川PAにて荷物をすべて降ろし、積載工具にてオイル漏れ修理!やった~止まった!(以前より原因は解っていた)
 
10:40東北道に入る 眠いので何度もPAに入り、4:50青森IC到着 やはり遠かった!!
 
5:30フェリー乗り場に到着するが、私の乗船は23時だ。 時間があるので温泉・コインランドリーで時間を潰す。
 
本日の走行 約1250km  フェリー内ビールで爆睡



8/7
3:30 深夜の函館港出発 
 
国道5号で札幌を目指すが濃霧(ミストシャワー状態)の中、前のトラックに合わせ100キロ走行(めっちゃ開眼)
 
7:10 札幌 
 
 
12:10 穂別キャンプ場
今日の寝床である。テントを張り 温泉・コインランドリー・買出しキャンプ場は空いていて 一人宴会で爆睡 夕食はレトルトカレー・さば缶 氷とビールは必需品である。
 
本日の走行 約440km


8/8
2:30 雨が降っているようだ。 気にせず寝る! 5:00朝食(ジャムパン・コーヒー)
7:00 北海道を横に走る。 トマムリゾート いきなり4つの高層ホテルがそびえ立つ(見たくないがここにも私の作った商品が)

この頃 私は彼との言い争いの末 寂しい山中に連れて行かれる(T_T)
そう 今回の旅の友にナビ君を連れて行ったのだ。 
彼は散々ルートを検索 あげくの果てに人の居ない山中に私を誘ったのだ!
彼の扱いに不慣れとは言え なんと無謀な! しばらく絶交状態となる。
10:30 足寄湖 通過
 
12:20 阿寒湖に向かう途中 北海道ならではの風景を写真に収めようと国道241号をUターン
なんと!あ~思い出すのも嫌じゃ!! エンストにてバイクを転倒させてしまう。 さて、総重量300kg 右にこけたので起こし辛い 道をふさいでいるので何とかのばか力で起こすが・・・スタンドに手が届かない! 荷物があるのでシートを跨がなくては・・反対側の転倒覚悟でエイ!
無事 起こしたが、この事が最悪の事態に発展するとは・・・・
13:00 オートキャンプ屈斜路湖
本日の寝床確保 近くの川湯温泉の公衆浴場・スーパー買出し
バイクのブレーキレバーを力でムニ~(これ以上はダメだ) ハンドルエンドをゴン(ちょっとマシ)
右ステップが上がっていたので足でドン バキ!なんだ?? うわ~~~ ステップホルダーが割れた!!
どうしよう?どうしよう?考えがつかないのでビールで忘れる事に!
どうしようも無く時間だけが過ぎる
本日の走行 約340km


8/9
4:10 早くも目が覚める。 まずは昨日の残りの冷たいチューハイですっきりする。
昨晩から何も考えていなかったステップホルダーの修理に取り掛かる。落ちない程度に手持ちのビニールテープで固定!不安は残るが今はこれしかない。
8:30 キャンプ場を出発し屈斜路湖を見下ろす野上峠に行く。(前回は美幌峠へ行った)
野上峠を途中Uターンし、摩周湖へ・・すごい霧で何も見えない。(前回はまれに見る晴天だったのに)
10:00 摩周湖を出発 そのまま下に走り霧多布岬へ
 
11:45 霧多布岬到着 まずは昼飯 贅沢にも寿司屋にてさしみ定食・・うまかった~(^○^)
岬手前にキャンプ場があるが時間が早いのと、雲行きが悪くなってきたので釧路方面へ向かう。
え~い! もう釧路まで行ってまえ~~
14:30 釧路駅 なんか浴衣着(でも下はバミューダ?)の人がやたらと多い。 釧路祭りの最終日だったのです。
明日 ここでビジネスホテルの予約を取ってあるが、今日も布団で寝よっと!
15:00 有名な和商市場の隣のホテルにする。 すぐに洗濯・シャワー
 
17:15 祭りの中 居酒屋へ 窓から祭りを見ながらサンマのさしみ・牡蠣のちゃんちゃん焼き また酒が良く合う!!
出店も色々あるので店をあとに祭りの中へ・・牡蠣のどんどん焼き+生ビール 最高やね!
ちなみに次の日 友人から聞いたのだが、ここではフランクフルトに砂糖をまぶして食べるそうである。(オエ~)
20:15 ホテルに戻り 大浴場へ・・ここではみんな温泉だ。
 
21:30 コンビニで買った夜食(ビール・チューハイなど) いつの間にかチューハイ途中寝てしまう。
 
本日走行 約218km


8/10  
6:00 一番風呂をめざすが二番だった。残念
10:00 バイクをホテルの駐車場(シャッター付き)に置いたまま一人観光に行く。
釧路から湿原を見る観光列車ノロッコ号に乗る事を決めていたのだ。
 
10:05 チケットを買うが指定席は満杯!自由席の1両が観光用もう1両は普通の車内
 
11:50出発なのにすでに人が並んでいる。
見所でゆっくり走りアナウンスガイドがある。でも、景色が良いとは言えない
13:15 和商市場にて昼飯 どんぶりめし片手に好きな具材を乗せるのだが、なんか高くつく!(イメージとは違う?)
14:30 ガソリンを入れ次のホテルへ距離にして300m 3:00がチェックインなのでビールを飲んで待つ
 
16:00 温泉にも入りさっぱりしたところで、北海道メインの友人宅へ・・
釧路の隣駅 新富士に行くのだが、ここでもトラブル!!
まず釧路駅に一つしか無い自動発券機が故障!ずいぶん待たされたあげく緑の窓口へ
 改札を通ると発車時刻が過ぎているので急げと私と一緒に乗ったおばあさんが大阪の人で話が弾むが・・・
駅に着くが扉が開かない?手動と思い手をかけるが開かない??そのまま発進!
すぐに前の車両の運転手に言うが、ワンマンカーの為私の後ろしか開かないとの事!アナウンスを聞き逃したらしい?
駅間が遠く、歩いて戻れないのでそのまま最終まで行ってUターン(一番早いらしい)
30分のロスで付くが、新富士駅は貨物用の駅で改札すら無い!
 距離感解らず住所あてに40分歩き友人宅へ(やはり携帯電話いるのかな~)
再会つかの間、ここには店が無いので釧路駅に行く事に・・なんでやねん!俺の疲れは倍増した。
23:00 友人に御馳走になり、名残惜しいがお別れ(ToT)/~~~
コンビニにて夜食(夜飲)を買い ホテルのコインランドリーで洗濯
1:15 就寝
 
本日走行 約1km



8/11
6:30 ホテルでの朝食  テレビでは静岡で震度6弱の放送 怖いですね~
 
8:20 ホテル出発 晴天である。明日朝フェリー乗船の為 600km先の函館へ
真っ直ぐ行ったら芸が無い! 襟裳手前に横断道路が出来ている情報入手 日高回りで行く事に
サラブレットの町 今までとは違い馬だらけである。
15:15 室蘭 白鳥大橋はとても綺麗である。 
 
17:00 眠たいので国道脇のPAへ ここで大変な事に木が付く!!
ステップホルダーが傾き、ブレーキアームがスイングアームに当たり、スイングアームが削れている!
これはやばい!道端に植えてある木の支えに使っている針金を少しもらい、縛って固定(やはりビニールテープでは)
17:45 長万部 ひたすら走る
 
19:30 やっと函館フェリーターミナル着
 銭湯へ行き 飯食って 
20:15 ビールと共に待合所の椅子で寝る。
 
本日走行 約608km


 
    これで北海道編 終了 貴重なお時間有難うございました。
 
     次回 東北編 出来次第 配信